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岩手県印刷工業組合とは

理事長挨拶

 

ご挨拶


理事長 菊池 忠彦

 令和6年度において、イベントや観光事業向けの印刷需要は回復の兆しを見せましたが、全体的な印刷需要や受注量は依然として低調な状況が続いています。また、原材料費、エネルギー価格等の高分の製品価格への転嫁も十分とはいえない状況にあり、依然として厳しい経営環境にあります。

 全日本印刷工業組合連合会は、今年度の基本方針を次のように示しています。
 現在の経営環境において持続的収益を上げるには、不毛な価格競争を止め、高くても求められる製品・サービスを提供する価値づくりの競争へと方向性を変える必要があります。また、中小企業が中心である全印工連組合員は同質化競争を避け、それぞれの特徴を生かし協力して価値づくりを行う価値協創を進め、共存共栄のための新たなエコシステムを構築することが重要です。そのために、以下の5つの柱を中心に様々な事業展開を行ってまいります。

  1. 価格の適正化
  2. 人材育成と確保
  3. 紙の価値の啓発運動
  4. 持続的成長のためのローカルゼブラ企業の研究と発信
  5. AI の実装とDX の推進

 岩手県印刷工業組合は、全印工連の方針に則り、連携して各種取り組みを実施してまいります。また、岩手県工組独自の組合員アンケート調査を通じて組合員の現状を把握し、業界および組合運営の課題を明確にし、それらの解決に向け、以下の取り組みを推進してまいります。

  1. 全印工連の情報提供と連携対応
  2. ジャグラ岩手県支部と連携した「知的財産権の財産的価値に配慮した官公庁の発注状況のチェック」と、「官公需入札等の課題の改善活動」の継続
  3. 組合財政基盤の充実への取り組みの継続
  4. 各委員会からの情報発信
  5. 業態変革に役立つ各種情報の提供
  6. 岩手県工組創立70 周年に向けた準備
  7. その他

これらの事業推進のため、組合員の皆様のご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

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